公務員って楽?しんどい?

公務員の仕事内容は様々

公務員と一言で言っても色々な職種があり、また仕事内容も様々です。
たとえば現業職である自衛隊や警察官、消防官などは現場での肉体労働が多いため肉体的にしんどい人はいます。

また事務職であってもたとえば専門性が求められるような仕事もあります。
福祉などでは特にその分野に精通した人でないと、正しい処理が出来ないこともままあるものです。

福祉では特に仕事が年々増加しています。
元々は生活保護ぐらいしか福祉の仕事はありませんでした。

それが平成12年4月からは介護保険法が施行され、さらに平成18年頃には障害者自立支援法後の障害者総合支援法ですが、こうした法律に伴って、専門性が高まっていることは否定できません。

特に社会福祉士や介護支援専門員いわゆるケアマネジャーですが、こうした専門性を持つ有資格者の採用も必要となっています。
事務職も彼らのサポートなどを行う関係上、より専門性を求められる時代になっている状態です。

事務職は専門性を高めていく必要がある

福祉以外でも事務職には専門性を高めていかないと時代に、そして仕事そのものが出来なくなりつつあります。
たとえば税の仕事では課税時に、その課税を行うべきか否かの判断が必要です。

福祉関係で非課税扱いとなることも多く、そうした他の分野との連携が求められるようになっています。
特定の仕事ばかりをしていてはなかなか視野が広がりません。
その分だけ仕事がはかどらなくなりますから、しんどく感じることは増えます。

さらにかつてのように部署がいろいろとあって対応をする人間の数も多かった時代がありましたが、今は行政改革の名前の元に人手を減らしています。
仕事の役割分担を示すものを事務分掌といいますが、この事務分掌でかつては1人1役だったものを1人が複数の事務を受け持つことも珍しくなくなっています。

1人が受け持つ仕事の量が増えているわけですから、しんどく感じるのは自然です。

減給など公務員を取り巻く環境は厳しくなった

さらに追い打ちをかけるのが給料などの抑制です。
行政改革の名前の元に徐々に給料を抑制しています。

かつては手当などが多く支給されていたものが、カットされたりあるいは減額されるといったことも当然のようにあるわけです。
賞与すなわちボーナスなどでも減額などが普通に行われますし、不祥事に対する処罰も厳しくなっています。

減給などの懲戒処分はかつては見逃されていたものが、しっかりと適応されることになっていることも当然の時代です。
このように公務員を取り巻く環境は厳しく、楽な仕事とは言えない時代になりました。

それでもこの仕事をすることで、公務員でしか分からないことをこなすため、実際の生活の面で役立つ知識が増えることも多いです。
介護保険などは実際にやってみないと分からない行政と言えますが、いざ自分や家族が介護が必要になったときにどこに相談をすればいいのか、また利用できるサービスは何かなどがすぐに分かる点は大きいメリットであると言えます。

制度を知ることが仕事に必要ですから、その結果として自らの行動に反映されることが出来ることは大きいです。

まとめ

国家と地方とで役割分担は違いますが、国家あるいはその地方のために、公共のために働くという点では同じです。
行う仕事が違うことで学べることは違いますが、いざ自分がその関係で巻き込まれたときには、経験則での対応が出来ます。

これは他の仕事ではなかなか得られないメリットです。
その意味では広く浅く、また色々な場面での対応力が求められますので、特定の分野でのプロフェッショナルを目指すのではなく、その時々の事務分掌で学べることを学びながら公務をこなすことが求められます。

適応力が無ければただ単に大変だと思うだけの仕事も、いざ実際に自分が必要になったときに知識などを利用できることの違いは大きいものです。